<古川日出男からのお便り>第7回更新
鳥の声を聞いていました。ベッドに横たわって、胃と腸を守りながら、そうしていました。鳥のその声は、聞いたことがあるようでもあり、ないようでもあ
鳥の声を聞いていました。ベッドに横たわって、胃と腸を守りながら、そうしていました。鳥のその声は、聞いたことがあるようでもあり、ないようでもあ
2017年11月18日に慶應義塾大学三田キャンパスで行われたスペシャルイベントの採録です。 詩人の永方佑樹さんが聞き手を務めてくださいました
文芸誌「群像」にて2017年12月よりスタートした連載小説。ラテンアメリカの文豪三人衆+日本の文士三人衆を召喚し、歴史と文学の深い森の探査に
脳内をね。しょっちゅう「見たい」と乞われます。その奇天烈なアイディアはどこから生まれたのか? 脳味噌をちょこっと見せてほしい、だの、少し開い
これまでにも幾度かインタビューしていただいている書評家/ライターの瀧井朝世さんとの対話をとおして、最新刊『ミライミライ』をはじめとする古川作
WEB情報誌「新刊JP」にて、前後篇にわたって古川日出男のインタビューが配信されています。『ミライミライ』にまつわる少々硬派なトピックについ
カミュなんです。何を言ってるかというと、人は「カリギュラ」という語を耳にするとポルノ映画まがいの連想をしたりもするんですが、そうじゃないんで
当サイト限定の新企画<ちいさな回顧展>が始まりました。記念すべき“ひとつめの品”は、「雑誌に載った最初の書評」(1998年)です。古川本人に
脱稿また脱稿。と、こう書きだしただけでハッピー感が募りますが、あなたはどうですか。僕はさすがに元気です。ふたつの原稿をしあげたのですが、まず
地味にならねば。なぜならば、長篇小説の執筆をするということは、ルーティンを生きることだからです。同じ時間に起きる。同じ種類の音楽を聴き、同じ